空へ−救いの翼 Resucue Wings−

命を救い、生きて戻れ。

母を救った航空救難団に憧れ、女性初の救難ヘリUH-60Jの新人パイロットとなった川島遥風。苛酷な訓練、感傷を捨てなければ全う出来ぬ人命救助 の任務。荒れ狂う海へ、突風渦巻く断崖へ、強風吹きすさぶ離島へ。彼女は、葛藤しながら“救えないこと”の辛さをも乗り越え、救難ヘリ操縦士としての覚悟 と誇りを育んでいく。ある日、戦闘機F-15Jがレーダーから消えた。遭難したパイロットの救助に向かった遥風は、残燃料のリミットと闘い、命懸けのミッ ションへと突き進む…。

航空自衛隊、航空救難団を舞台に、リアリティに裏付けされたダイナミックな本物のレスキュー・アクション大作が誕生した。全篇を貫くのは“命の尊さ ”。人命救助の“最後の砦”として最も困難な現場に投入される航空救難団のプロ意識には、感傷の入る余地はない。物語は、そのプロフェッショナル集団の中 で、悩み、揺れながら、成長していく新人女性パイロットの等身大の姿と、彼女がその一員として育んでいく覚悟と誇りを感動的に描く。主人公・遥風を演じる のは、長編映画初出演にして主役に抜擢された新星・高山侑子。監督は『ゴジラ×メカゴジラ』『戦国自衛隊1549』などを手掛け、アクションの演出には定 評のある手塚昌明。

台湾大ヒット映画『海角七号』、香港でも好評

台湾の大ヒット映画『海角七号』(魏徳聖監督)が香港でも公開され、好評だという。

 香港では11月20日に公開が始まった。第1週目の週末の興行収入は168万香港ドルで、007シリーズの最新作『クォンタム・オブ・ソラス』を抜きトップに。2週目の週末も前週よりは落ちたものの、151万香港ドルと2位を維持した。

 台湾では8月22日の公開以来、興行成績がぐんぐんと伸び、記録的なヒットを飛ばしている。上映は12月12日までだが、19日にはDVDも発売される予定で、すでに予約もスタートした。

学内での携帯電話禁止に賛否の声

大阪府の橋下知事が表明した、小中高の学校での携帯電話原則禁止の方針が波紋を広げています。鳩山総務大臣も5日、「携帯は人間性を失わせる」と発言。街では戸惑いの声も聞かれます。

 「小中学校は、学校への携帯電話の持ち込みを原則禁止。小中学生禁止です」(橋下大阪府知事)

 事の発端は、橋下知事のこの発言。大阪府の調査で、中学1年生のうち6人に1人が1日に3時間以上携帯電話を使用し、10人に1人がメールを1日に51回以上送信するなど、子どもたちの携帯電話依存が進んでいるという結果が出たためでした。

 「社会人になったら、人生40年、50年、携帯電話中毒になる可能性もある訳ですから、今のうちは携帯電話から離れて、ゆっくりと自分の時間を有効に使ってもらいたい」(橋下大阪府知事)

 さらに、橋下知事はメールを使ったいじめが後を絶たないことや、学力向上の観点からも学校に携帯電話は必要ないと主張。小中学校では特別な理由がない限り、校内への持ち込みを原則禁止、高校でも使用を禁止とする方針です。

 「持っていかん方がいいと思う。外で使うんならいいけどね。学校まで持っていったら、そっち一生懸命してるもんね」(賛成派の人)

 「禁止までは、別にしなくていいんじゃないかと思います」
 「そんなことまで法で決めなきゃいけなっていうのは、ちょっと悲しいような気はしますけど、難しい」(反対派の人)

 この方針について鳩山総務大臣も5日、独特の持論を交えて賛成を表明します。

 「携帯電話が人間性を失わせる側面を強く持つ。これは疑いようのない事実。便利は便利なんだけど。携帯電話を教育現場から追放するのは、実に正しい」(鳩山総務相)

 なんと、携帯電話が人格形成にまで影響を及ぼすとの発言に———

 大阪のような都道府県レベルでの携帯一律禁止は極めて異例の措置ですが、こちらの知事は大阪の対応にちくりと一言。

 「本県の場合は、小中学生の事情が良い。学力も素行も含めて。どういったものか、これから調査して考えたい」(東国原宮崎県知事)

 ここまで普及している携帯電話を、今から禁止すると呼びかけても実効性は未知数ですが、大阪府では指導を徹底したいとしています。(05日18:06)

ワールド・オブ・ライズ

レオナルド・ディカプリオVSラッセル・クロウが、敵・味方問わず、騙しのトラップを仕掛けあうアクション・サスペンス

ロジャー・フェリスはCIAで最高の腕を誇るスパイ。世界中の戦場で常に死と隣り合わせの彼の任務を決めるのは、遠く離れた安全な場所で、時には子 供の世話をしながら命令を下すベテラン局員エド・ホフマン。彼らの目的は、地球規模の破壊を含む爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。正体不明のその男 を罠にかけるには、味方すらも欺く完璧な嘘をつかなければならない。世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘なのか…?

息もつけない頭脳戦と、一瞬先も読めない熱き戦いを描くアクション・エンタテインメント。監督は、『グラディエーター』『アメリカン・ギャングス ター』のリドリー・スコット。原作は、ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、デイビッド・イグネイシアスがCIA工作員を描いた2007年の小説「ボ ディ・オブ・ライズ」。