“中・仲いい”コンビ2年ぶり紅白司会

大みそかの第59回NHK紅白歌合戦の司会が「SMAP」の中居正広と仲間由紀恵に決まり、24日(月)、2人が東京・渋谷の同局で会見した。

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3年連続5回目(昨年のみ紅組)の中居と2年ぶり3回目の仲間は、2年ぶり2回目のコンビ。中居は昨年のパートナーだった笑福亭鶴瓶について、「NHK内 でも賛否両論あって、やっぱり戻そうということになったのではないか。鶴瓶さんとやってみてあらためて仲間さんとの司会がどれだけやりやすかったか認識し た」といたずらっぽい笑顔で話した。

22日(土)に公開された『私は貝になりたい』でも夫婦役を演じており、息はぴったり。初日の舞台挨拶では、中居が「あさってよろしくね、と小声で話した」そうで、「それなのに新聞で報道されちゃいましたね」と笑い飛ばす中居を、仲間は穏やかな笑顔で見守っていた。

「紅白というのは歌手がメインのものであって、司会が前に出るものじゃない。僕ら2人はあくまでサポートする立場です」と真しに語った中居。仲間も強くう なずきながら、「これまでの2回の経験で少しでも成長した姿をお見せしたい。頑張って明るく盛り上げていけたら」と意欲を見せた。

「いっしょに。紅白」をキャッチコピーに、総合司会は松本和也アナウンサーと小野文惠アナウンサーが務める。松本アナは2回目、小野アナは初。これまでの対戦成績は、紅組28勝、白組30勝となっている。

ソウ5

ジグソウの遺志を継ぐ者は誰なのか?

ジグソウの遺体と対面し、ゲームへの強制参加を知ったFBI捜査官ストラムは奇跡的にトラップを逃れる。ところが、満身創痍の自分に比べ、同じく生 還したホフマン刑事は無傷で、しかも連続殺人事件解決の手柄を独り占めにしていた。一方、ジグソウことジョンの元妻ジルは弁護士から手渡された遺品の木箱 を開けて驚愕する。そして、密室に監禁され、首輪で繋がれた5人の男女に新たなゲームの開始が告げられるのだった…。

ついに5作目を迎えた大ヒット・スリラーシリーズ。今作は、『ソウ2』からプロダクション・デザインを担ってきたデイヴィッド・ハックルが初めての メガホンをとり、これまで巧妙にずらされていた時間軸を整理し、ある意味、仕切り直しの様相を呈している。が、「殺人ではなく、更生のチャンスを与えてい る」とゲームの哲学を主張するジグソウが、ジルに託した遺言と遺品の中身は何なのかという新たな謎が提示される。さらには、ストラムがジグソウの後継者と にらむホフマンの抱える苦悩も明かされ、新たなゲームの展開を期待せずにはいられなくなる。脚本は前作に引き続きマーカス・ダンスタンとパトリック・メル トンのコンビ。


アリア

雪のように美しく、氷のように儚い恋の物語

長野県・諏訪に住むミチは、女子高生のステンド・グラス作家。ある冬の日、従兄弟で絵本作家の俊太郎が東京から帰って来た。幼い頃から俊太郎に想い を寄せていたミチは、見知らぬ女性を連れての帰郷に胸を痛める。そんな時、同級生の堅吉から告白され、交際を始める。しかし、俊太郎への思いは忘れられな い。俊太郎もミチへの想いが再燃し、ある夜、一緒に東京に行こうと誘う。しかし、俊太郎とミチには悲しい秘密があった…。

映画でせつない気分に浸りたい方にオススメの本作。幼い頃からいつも一緒だった俊太郎とミチ。数年東京に行ったままだった俊太郎の突然の帰郷で、ミ チの忘れかけた想いが甦る。俊太郎にもミチにも交際相手がいたが、二人には他の人が入れない空気があるのだった。この、恋愛の最もオイシイ部分とも言える 恋愛初期のときめきを繊細に映像化したのは、08年春に『HEY,JAPANESE!』で注目された村松亮太郎監督。『ヘイジャパ!』とはガラリと変わ り、恋する二人の間に横たわる沈黙という会話を光と静けさで描き出し、独自の映像世界を作り上げている。主演は、『砂時計』の井坂俊哉、『ラストゲーム  最後の早慶戦』の原田佳奈。


うん、何?

神話のふるさとを舞台に、そこに暮らす人々の日常を瑞々しく描く

高校3年生の鉄郎が住む島根県・雲南市は、棚田が広がり、古き良き日本の風習が残る土地だ。彼の一日は、父の工場で作られる新鮮な牛乳を入院中の母 に届けることから始まる。目下の悩みは、卒業後の進路と、幼馴染で同級生の多賀子への想い…。高校生最後の夏休み、郷土を愛してやまない熱血教師・尾崎 は、鉄郎たちクラス一同を、市内の名所旧跡に連れ出すのだった。

神話の時代の原風景が残る島根県の山間を舞台に、そこで生きる人たちの日々の営みを紡いだ本作。少年の煮え切らない恋心、寡黙な父親の不器用な愛情 など、日本のふつうの田舎の人間模様が瑞々しく描き出されている。『白い船』に続く「島根三部作」の第二弾として、島根出身の錦織良成監督が故郷への愛情 を込めた渾身の一作だ。地元を愛する高校教師の生徒たちへのレクチャーを通じて、銅鐸出土で知られる加茂岩倉遺跡や、『もののけ姫』のタタラ場のモデルと 言われる菅谷たたら跡などの紹介も忘れない。単なる田舎の綺麗な風景だけでなく、神話の世界を切り取ったかのような木々の深みのある緑が美しい。


WALL・E/ウォーリー

広大な宇宙と未来の地球を舞台に繰り広げられる、ひとりぼっちのロボット・ウォーリーの冒険!

西暦2700年。人類はゴミだらけになった地球を捨て、宇宙に逃れた。荒れ果てた地球に残されたのは、“地球型ゴミ処理ロボット”のウォーリーだけ だった。700年という気の遠くなるような孤独の中、ウォーリーは小さな身体を使って、どんな時もコツコツとゴミを片付け続けた。いつの日か、誰かと出会 えることを信じて…。ある日、そんなひとりぼっちのウォーリーの前に現れた、ピカピカのロボット“イヴ”。美しいイヴに恋をしたウォーリーは、彼女の気を 惹くために必死にアピールする。しかし、ウォーリーが見せた“あるもの”を目にした瞬間、イヴは突然動かなくなってしまう。彼女には、地球の運命を左右す る“重大な秘密”が、隠されていたのだ…。

世界初の長編CGアニメーション映画『トイ・ストーリー』から、アカデミー賞を受賞した『レミーのおいしいレストラン』まで、絶えずアニメーション 界をリードしながら、新たなテーマに挑戦し続けるディズニー/ピクサー。『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン監督が贈る本作は、宇宙で 最もピュアな“初恋”を描いた、感動のファンタジー。この冬、未来の地球と広大な宇宙を舞台に、ひとりぼっちのロボット“ウォーリー”の《奇跡の冒険》が 幕を開ける。

俺たちに明日はないッス

“性”春コミックの金字塔を映画化

ヤリたくでしょーがない、17歳童貞男子たち。「友野とヤりたい」一心で日々を送っている比留間、童貞をみんなに隠して強がっている峯、そんな彼ら に乳を揉まれる安パイこと安藤。ある日、ちづが生理で困っているのを峯が助けてあげて二人はいい関係に。安パイは“デブ専”の秋恵ちゃんとラブラブになっ た。比留間は友野とヤレりゃいいと思って海に誘ってはみたものの、肝心な時に立たなくなって…。

思春期の悩み多き高校生たちを描く。『神童』『コドモのコドモ』と映画化が続くさそうあきらの原作コミックを元に、『リアリズムの宿』『リンダリン ダリンダ』など、山下敦弘監督とのコンビで名を馳せた向井康介が脚本を執筆。セックスに関するあれこれを、ときにスラップスティックに、ときに情感たっぷ りに描き出し、原作の世界観を損なわない作品に仕上がっている。キャストにはこれからの日本映画を担うであろう若手俳優が集結。特に比留間役の柄本時生 (父は柄本明、兄は柄本佑)は『奈緒子』『フレフレ少女』と公開作が続く注目株で、その“不貞腐れた”表情に、自身の17歳を重ねる人も多いのでは。監督 は『タカダワタル的』のタナダユキ。


トロピック・サンダー/史上最低の作戦

問題俳優たちが放り込まれたジャングルは本当の戦場だった! ベン・スティラー監督・主演の爆笑コメディ

ベトナム戦争の映画のために、三人のスターがベトナムのロケ地にやってきた。落ち目のアクションスターのスピードマンは返り咲きのチャンスを賭け、 下品なコメディで人気のポートノイは芸域を広げるのが目的。そして演技派のラザラスは、黒人軍曹の役のために肌を黒くする手術まで受けるほどの役者バカ。 しかし撮影は進まず、困った監督はリアリティを出すために彼らをジャングルに放り込む。しかしそこは本当の無法地帯だった…。

全米で公開されるや、それまで独走状態だった『ダークナイト』を抑えてNo.1を獲得。どこかネジが緩んだスターたちが放り込まれたジャングルは、 麻薬組織が支配する場所。しかし当人たちはそれも映画の仕掛けだと思い込む。『サボテン・ブラザース』の現代版のような設定だが、監督・主演がベン・ス ティラーなので、『ズーランダー』のようなハジケっぷりを期待してもいいだろう。家族向けの『ナイト ミュージアム』では毒が薄かったスティラーも、ここではバカバカしいスプラッターギャグや下品ギャグを満載。また、カメオ出演の豪華さも話題だ。なかでも 下品なプロデューサー役を熱演する有名俳優が誰かは、見てのお楽しみ。


ブラインドネス

国際的な実力派俳優を迎えて放つ、心理パニック・サスペンス

とある都会の街角。日本人の男が運転する車が交差点で立ち往生していた。突然目の前が真っ白になり、完全に視力を失っていたのだ。親切な男に助けら れ家まで送り届けられるが、そのまま車を持ち去られてしまう。男は妻に付き添われ病院に。医者は、眼球に異常はなく原因はわからないと告げるが、各地では 失明者が続出していた。車泥棒も、そして、診察した医者までも。驚異的なスピードで“ブラインドネス”は感染していった…。

第61回カンヌ国際映画祭でオープニングを飾ると共に、コンペ部門にも出品された話題作。ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「白の闇」を映画 化した心理パニック・サスペンス。伝染病の蔓延によって突如失明していく。それも驚異的な感染力で—。伝染病の恐怖にさらされる現代社会を象徴しているか のようでもある。ジュリアン・ムーアやマーク・ラファロ、ガエル・ガルシア・ベルナルといった実力派俳優に加え、日本から伊勢谷友介と木村佳乃が参加し、 重要な役を演じている。監督は『シティ・オブ・ゴッド』、『ナイロビの蜂』で絶賛を浴びたフェルナンド・メイレレス。人間の深層に潜む暴力性を浮き彫りに する映像力は見応えがある。