オバマ大統領、就任後初の国連総会に

国連総会は、アメリカのオバマ大統領にとっても初めての経験。気候変動や核軍縮問題などで、国際協調路線をアピール(appeal 呼籲)する場となります。
 「一つの国では(気候変動という)難題を解決できない。アメリカは、これまで以上に多くの国と、解決策を見出す(發現.找出)ため努力していくだろう」(オバマ大統領)
 オバマ大統領はこのように述べ、地球温暖化防止へ向けた国際的な合意作りに積極的に関与していく姿勢を強調しました。
 オバマ大統領は、23日の国連総会で、「21世紀の国際協力」をテーマに、国際協調に軸をおいた外交の基本姿勢を表明します。
 さらに、翌24日の核軍縮に関する国連安保理の首脳会合では、アメリカ大統領としては初めて議長を務め、安保理決議が採択される見通しです。
 いわば「環境」と「核軍縮」を柱に、単独行動主義と批判されたブッシュ外交からの転換をアピールする構えですが、いずれの問題も、アメリカ国内では保守派からの根強い抵抗があります。
 国連を舞台にしたいわば国際公約を具体的な成果につなげられるのか、これからオバマ流国連外交の真価が問われる局面となります。

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