1408号室

宿泊客56人が全員死亡した部屋に泊まったオカルト作家が見たものは…。

娘を亡くして心に痛手を負っているオカルト作家マイク・エンズリンの元に、一通の葉書が届く。それは「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号 室に入ってはいけない」とだけ書かれたものだった。調査を始めたマイクは、この部屋の宿泊客が次々と自殺を遂げたことを知る。ホテルの支配人の警告を無視 し、部屋の宿泊を決めたマイク。しかし、恐るべき超常現象が彼を襲い始める…。

本作は全米公開されると、『グリーンマイル』を抜いてS・キング原作映画史上最大のヒットを記録した。キングには「キャリー」「シャイニング」と いったホラーと、「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」のような非ホラー作品があるが、「呪われた部屋」が舞台という本作は、ホラーでもま さに直球勝負の作品。「幽霊を信じないオカルト作家」という、キング自身を皮肉ったような主人公が、呪われた部屋で恐怖のひと時を過ごす。監督は 『Evil』でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたスウェーデン出身のミカエル・ハフストローム。派手な残酷シーンはないので、「残酷シーンは苦 手」という方も安心して怖がる事ができるだろう。


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