ブロークン

イギリス映画界の新星、ショーン・エリス監督が仕掛ける、美しきシンメトリー・サスペンス

ロンドンに暮らすジーナは、父親の誕生日を家族や恋人と祝っていた。すると、大鏡が突然激しく割れ落ちる。5人は笑いながら「鏡が割れると7年間不幸が続く」という迷信を口に出すが、鏡が彼らにもたらした不幸は、その迷信以上のものだった…。

鏡にまつわる迷信は、いくつもある。本作はその鏡をしかけに、計算し尽された構図、縦横無尽に散りばめられた伏線やキーワード、鬱々としたロンドン の風景、不安感を煽る音響で編み上げられている。手掛けたのは数々の一流ファッション誌で写真家として活躍し、長編デビュー作『フローズン・タイム』で独 自のビジュアルセンスを発揮したショーン・エリス。本作でも鏡を境界線にしたパラレルなビジュアルイメージを、均整の取れた美貌のレナ・ヘディをミューズ に迎え、構築する。
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