お風呂のなかでメールやワンセグ、最近の防水ケータイ事情

例えば、雨の日。雨のなか濡れ手でもメールや通話をすることはでき、端末が雨に濡れたとしても浸水することはない。同様に、プールサイドやキッチン など水まわりでも、浸水を気にすることなく使用可能。しかし、ジュースやコーヒー、油といった、水道水以外の液体は想定してないので注意したい。また、携 帯電話をまるごと水で洗うことができるのも1つの特徴だ。液晶に付いた指紋や汚れなどをさっと水で洗い流すことができる。


 では、お風呂場での使用はどうなのだろうか。基本的に防水機能は、常温・水道水での使用を想定しているが、各メーカーお風呂場での使用も想定し、40度 ぐらいの温水シャワーが掛かる程度なら、温水でも充分耐えられる仕様になっている。しかし、お風呂場での使用にもいくつかの注意点がある。例えば、水圧に よる故障に繋がるため、浴槽に端末を沈めたり、投げ込んではならないとか、洗剤に端末を浸けたり、入浴剤を含んだ浴槽や温泉では使用できないなど。お風呂 場では、とくにボディソープやシャンプーに気を付けたい。

そして、最も注意したいのは「防水キャップ」の閉め忘れ。携帯電話には、充電のための接続コネクタや電気パック、イヤホンジャックというように、接 続端子が多く存在する。各端子には、浸水を防ぐ防水キャップが付属し、閉め忘れたまま水に浸けるとショートして故障してしまう。「防水ケータイ」といえど 使用するさいには注意が必要だ。また、万が一のために、各キャリアが用意する補償サービスやサポートプランはチェックしておくといいだろう。
 このように防水ケータイは、いままで使用を制限されていた雨の中やプールサイド、お風呂場での使用を実現する「夢」の端末といえる。従来は防水機能をと るか、デザインや薄さを優先するかでしかなかったが、いまは両方を実現する。「ワンセグ」同様、標準機能になるかもしれない


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