ソニー、デジタル一眼レフ「α900」を発表

ソニーは10日、販売店向け新製品内覧会「ソニーディーラーコンベンション2008」で、世界最高となる2460万画素の自社開発フルサイズCMOS「Exmore(エクスモア)」を搭載したデジタル一眼レフカメラ「α900」を発表した。

 すでに初心者、中級者向けのデジタル一眼レフを発売しているソニーだが、上級者モデルの投入であらゆる顧客のニーズに応えたい考えだ。「α900」の本 体質量は約850グラムで、同社説明員は「フルサイズでありながら軽量コンパクトに仕上げた。他社のハイエンド機とも肩を並べる性能が凝縮されている」と 胸を張った。

 画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」を2個搭載したことで、高画質化に伴う大容量データの高速処理を実現。5枚/秒の連射性能で、約10万回の 耐久性能を持つシャッター、約2.5〜4段分の手ぶれ補正機構、視野率100パーセントのファインダーなどを搭載した。10月23日発売で、市場総低価格 は33万円前後。

 「α900」と同時に発表した、ズーム比5.7倍の超望遠ズームレンズ「70-400mm F4-5.6 G SSM」(希望小売価格26万2500円)と従来のEDガラスよりさらに強い色収差補正を持つスーパーEDガラスを採用したカールツァイス広角ズームレン ズ「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM」(同28万3500円)は来年1月発売予定。

 内覧会では「α900」のほか、プラズマテレビ「BRAVIA」や有機ELテレビ、BDレコーダーなどのハイビジョン関連商品、ノートパソコン「VAIO type A」など、約150種類の新製品が展示された。

(記者:山本 宏樹)

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